コグトレ®とは

コグトレ®(Cog-Tr) は、認知 ○○ トレーニング(Cognitive ○○ Training)の略称です。

1. 認知機能強化トレーニング
(Cognitive Enhancement Trainig:COGET)

認知機能の強化が学習面で必要と考えるのは、認知機能そのものが学習の土台となっているからです。
認知機能には記憶、知覚、注意、言語理解、判断・推論といった要素が含まれていますが、これらのうち一つでも欠ければ学習は言うまでもなく日常生活さえ満足に送れないでしょう。
コグトレはそれぞれの認知機能の要素が強化できるよう対応した紙と鉛筆を使ったトレーニングです。

2.認知作業トレーニング
 (Cognitive Occupational Training:COGOT)

発達障害や知的障害をもつ子どもたちの中には、身体的不器用さを併せもつ子どもがいます。
不器用さのため運動やスポーツが苦手であったり、身体や手先がうまく使えないだけでなく、自尊感情の低下や周囲からのイジメの原因となることも報告されています。
また将来、身体を使った仕事や作業に携わる場合には、不器用さが様々な障壁となることも懸念されます。
身体をうまく使うためには、協調運動を円滑に行えることに加え適度な固有感覚・筋力調整や注意・集中力、動作の予測や記憶力なども必要です。
そこで私たちはそれらの機能に対応させたトレーニングモジュールを組み合わせたトレーニングです。

COGOT プログラム
  〈自分の身体〉
    1)身体を知る
    2)力加減を知る
    3)動きを変える
  〈物と自分の身体〉
    4)物をコントロールする
    5)指先を使う
  〈人の身体と自分の身体〉
    6)動きをまねる
    7)動きを言葉で伝える

3.認知ソーシャルトレーニング
(Cognitive Social Training:COGST)

社会面で必要な対人スキルや感情統制力、問題解決力の向上を図るトレーニングです。

下記の4つのトレーニングからなります。

① 段階式感情トレーニング
② 対人マナートレーニング
③ 危険予知トレーニング
④ 問題解決トレーニング

4.性問題への取り組み

発達障害や知的障害をもち、性の問題行動のある子どもたちに対して、 彼らの人生を振り返り意味づけをさせ、さまざまな気づきが得られ、 発達特性を考慮した“少しでもわかりやすく”、“やる気が出るように”、そして“よりよく生きられる”ことを目標にしたトレーニングです。

コグトレで子どもたちがこんなに変わる!

認知機能が低いために、学習につまづいていた子どもたちや身体的不器用さがある子どもたちは、自己肯定感が低下し、二次障害に移行しやすくなります。
コグトレをたとえ1日5分でも継続的に取り組むことで認知機能が大きく改善し、学習や運動面で「できる、できた」「やった、やれた」という喜ぶ子どもたちの笑顔を支援者も実感します。
子どもたちは達成感を味わうことで、笑顔とやる気を取り戻すことができます。 

コグトレ研究会横浜支部